SB、被災者の通信制限を解除

ソフトバンクは、熊本地震で被災したソフトバンク携帯電話のユーザーを対象に、2016年4月30日まで月間のプランで定められたデータ通信量を超えてもLTEの通信速度で通信できるよう、制限を撤廃するそうだ。
現在、通信速度が低速化しているユーザーに対しては、順次制限を解除するとのこと。また、ソフトバンクでは直近3日間で約1GB以上通信した人に対しても速度を制限しているが、こちらも準備が整い次第、解除するとのこと。
対象となるのはプリペイド式携帯電話を除く全てのソフトバンク携帯だそうだ。Yモバイルの端末も速度制限撤廃の対象に追加されたそうだ。
地震に伴う停電や伝送路支障などにより、熊本県と大分県の一部地域で携帯電話サービスが利用しにくい状況が続いているという。ソフトバンクは被災地で係留気球無線中継システムによる臨時基地局の設置、移動基地局車や可搬型基地局の配備などで復旧活動を進めているとのこと。
係留気球無線中継システムによる臨時基地局は、福岡県八女市矢部村北矢部 矢部村高巣公園付近に設置したそうだ。ここは震災で影響を受けたエリアではないが、山間部でエリア対策が薄かったため、2GHz帯域を利用して半径5~10キロのエリアをカバーするという。「現場周辺は山間部であるものの、福岡方面から阿蘇方面に向かう上で重要なルートであり、被災地支援に向かう人々が連絡をする上で重要なエリアであることから、利用することにした」とのこと。震災で同システムを利用するのは初めてだそうだ。
携帯電話が普及している現代、こうした緊急時に連絡が取れないとかなり不安だろう。ソフトバンクの迅速な対応は素晴らしい。