「余市」販売終了へ

アサヒビールは、系列のニッカウヰスキーが北海道の後志管内余市町で製造するシングルモルト「余市」シリーズについて、8月末の出荷分で販売を終えることを決めたそうだ。国産ウイスキー人気に伴う原酒不足が理由とのこと。ただ、「余市」はウイスキー愛好家の支持が強いため、ブランド名は残し、新商品での使用を続けるそうだ。
「余市」はニッカウヰスキー創業者の竹鶴正孝がこだわった独特の香ばしさなどが特長。熟成年数を表記するエイジ商品の「10年」「12年」「15年」「20年」の計4種とノンエイジ商品があり、NHK連続テレビ小説「マッサン」の影響で人気が上昇。アサヒビールによると、1~5月の売上高は前年同期比2.7倍の伸びを示したそうだ。
ところが予想以上の売れ行きで原酒不足となり、供給が需要に追いかなくなった。今後は「余市」と並ぶ看板ブランド「竹鶴」に原酒の使用を集中させていくという。テレビの力とはすさまじいものだな。