銀色の新種ヘビ発見

バハマ諸島南部の無人島を調査していた科学者が、金属のような光沢のあるヘビが木を登っていくのを見つけたそうだ。調査チームのメンバーである生物学者のR・グレアムレイノルズ氏は、「全員で見ていましたが、普通のヘビと違っていることがすぐにわかりました」と言う。
チームの一員で、カリブ海地域に生息するボア科のヘビの専門家アルベルト・プエンテ・ロロン氏も、これまで知られているどのボアとも違っていると思ったと言う。
科学者たちはこのヘビをコンセプション・バンク・シルバーボアと名付けた。体が銀色だったのと、最初に見つけた場所がコンセプション島にある銀葉のヤシの木の上だったことにちなんでいるそうだ。
ヘビの保護活動を行っている「チーム・スネイク・パナマ」のジュリー・レイ会長は、「バハマ諸島の多くの場所で、爬虫類や両生類について既にさまざまな調査が行われていることを思えば、今回の発見は大きな意味があります」と語っているという。
バハマ諸島にはほかにも3種のボアがいるが、いずれも黒い斑点や縞模様がはっきりとしているそうだ。新発見のシルバーボアは色が薄いだけでなく、樹上に住み、主に鳥を食べている点でも他のボアとは違っているという。
研究チームは、シルバーボアは地球上のごく狭い地域にしか生息しておらず、個体数は1000匹未満だろうと見積もっているそうだ。そのため、何かあればこのヘビがたちまち絶滅してしまう恐れがある。レイノルズ氏らは、国際自然保護連合がシルバーボアを絶滅危惧種の中でも特に危険が迫っている近絶滅危惧種に指定するべきだと考えているそうだ。そのためには島内にいる野犬、野猫を減らすべきだとのこと。
バハマ諸島にはほかにもまだまだ未発見の動物がいるのだろうか?だとしたら人間が天敵となる動物を持ち込まず、生態系を壊してしまわないよう保護していかなければならないだろう。